お山は秋です。

今回の里山カフェの会場は鳴子の中でも一番山側にある鬼首(おにこうべ)という場所。

古くは水晶が採れたり、馬の産地でもあり、明治天皇が寵愛された事で知られる『金華山号』も鬼首から献上されました。まわりをぐるっと山々に囲まれ、中でも標高1264mのシンボル禿(かむろ)岳が地区のシンボル。田んぼ、畑の他に山の恵み、厳しくも豊かな自然とともに暮らしてきた地区です。 今回の会場は鬼首山学校の体育館。

元々あった鬼首中学校が廃校になった後、その校舎、施設を守ろうという目的で今はNPO法人として運営されている場所です。木造の校舎、小さな木の机、使われなくなった跳び箱・・・・。時間が止まったままの懐かしい景色が広がる小さな山の学校です。

今は秋時間。美しい紅葉が揺れています。